リキッドタンク国産化

コンプレッサー交換にあたり、www.bx.citroen.orgのホームページで見たリキッドタンク国産化に挑戦しました。ホームページはBXTRSのキャプレター仕様で配管の取り回し等が違うようですが、挑戦してみました。

交換前

購入したリキッドタンクは明らかに純正品より太く短い、不安(=`´=)。どうやらタンクはぎりぎり穴へ入る。一安心。\(^o^)/

左:純正品  右:購入したFUJIKOKI製

購入したリキッドタンクに付いていた2極の圧力スイッチを取り外し、購入したプレッシャースイッチに交換。

エアクリーナーケースを外して、エアクリーナーケースの台?を外す(10ミリボルトx3本)。リキッドタンクのステーの取り付けボルト(10ミリボルトx2本)を外す。

リキッドタンクのステーは全部で3本のボルトで取り付けられており、そのうち1本はエアクリーナーケースの台の取り付けボルトと兼用。

リキッドタンクの太さが違うため、タンクのステーを自作する。

左:最初の自作品  中:純正品  右:2回目の自作品

FUJI KOKIのタンクの直径は約61ミリ、純正のタンクは約51ミリ純正のステーを広げれば使えるかと思ったがダメ。

L字型の金具と幅15ミリ長さ300ミリ厚さ1ミリの鉄板で作成。L字型の金具は厚さ2ミリあり、強度は問題ないと思われるが、厚さ1ミリの鉄板では強度不足のようだ。L字型の金具との接続部を4ミリのネジで固定するも強度不足。 後日作り直す予定。

タンクのステーを新たに作り直す。L字型の金具3個と幅15ミリ厚さ1.6ミリの鉄板で作る。L字型の金具との接続部は溶接で取り付ける。溶接は我ながらヘタ(^◇^)

L字型の金具は15ミリ間隔ぐらいで6ミリの穴が開いている。穴をヤスリで削り2つの穴をつなげて長穴にして純正のステーと見比べながら溶接。

タンクの交換よりステーの作成の方が時間がかかった。

タンクのIN、OUTの関係で圧力スイッチがエアクリーナーケースにぶつかってしまうので、上図のように圧力スイッチと溶解栓を入れ替える。

リキッドタンクのOUT側(エキスパンションバルブへ)のホースを上図のようにエアクリーナーケースの裏側を通す。もう5センチ長ければ楽なのに。ホースがエアクリーナーケースの裏側でつぶれているかも?

できればIN・OUT側を上図の反対にしてIN側(コンデンサーより)のホースを長いものに交換するのがベストと思われるがホースを作ってくれるところが見つからない。ホースを途中で切断し、パイプでつないでホースを長くすることも考えたのですが、ホースを切る勇気がなかった。

圧力スイッチのコネクターをトヨタ部品共販に注文し購入、200円安いと思ったらコネクターの中の接点は別売で1極380円で4極で1520円高い。接点は名古屋からの取り寄せで5日間かかる。コネクターは在庫があるのになぜ接点がないの? 解体屋に行けば良かった。(+_+)

・リキッドタンク                               

FUJI KOKI Z42DPFTWS-1は無いとのことで互換品の              

FUJI KOKI Z42DPFTW-1を購入

・プレッシャースイッチ                            

DENSO 113440-2120

・Oリング                                  

ZEXEL 596193-8100

以上リキッドタンク、圧力スイッチ、Oリング2個で11050円也。

・コネクター                                 

トヨタ 90980-10943 200円

・電極                                    

トヨタ 82998-12440 1極 380円 4極 1520円

左上:トヨタ製コネクター  右:純正圧力スイッチ

純正の圧力スイッチの配線を切断し、トヨタ製のコネクターとギボシ端子で接続、オリジナルのコネクターの1・2番端子をトヨタ製のコネクターの短軸側に、3・4番端子をトヨタ製コネクターの長軸側に接続これでリキッドタンクの交換は完成。

交換後