数年から、少しづつ、エアコンよりガスが漏れる様になり、春にガスを入れると秋にはガスが無くなります。リキッドタンクのサイトガラス部分とエキスパンションバルブのパイプ接続部から漏れているようです。漏れ箇所からは油が漏れていますので、良く見ればわかります。エキスパンションバルブは左ハンドルの場合、アクセルペダル上部のセンター側に黒色のプラスチック製カバーに点検口があります。カバーが外れるとエキスパンョンバルブが外れそうです。カバーはアクセルペダルの支持部にぶつかり、外れません。ダッシュボードを外さなければエキスパンションバルブは交換出来ないようです。
ハンドルを外しステアリングコラム・シュラウドを外しステアリングコラムをダッシュボードに取り付けている、2本のボルトを外します。インストルメントパネルの脱着
時計・アッパーダッシュトレイを外し、インストルメントパネルを外します。
ウインカー・ワイパースイッチを外すと上部のステアリングコラムが外れます。
各スイッチとソケットに印を付けて外します。インストルメントパネル下部のスクリュウ2本を外し、インストルメントパネルを上部に持ち上げるとパネルが外れます。
私の場合、インストルメントパネル裏のスピードメーターケーブルの外し方が判らず、エンジンルームのバルクヘッド付近のジョイント部でケーブルを外しました。
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内装を外すための工具
Aピラーのパネルを外します。
グローブボックスを外します。
ダッシュボードに電線が5個所位結束バンドで結束されています。ニッパーで切断します。(グローブボックス内も良く見て下さい。)
センターコンソールを外し、ステレオのソケット類を外します。
エアコンのコントロールノブを引っ張って外すと、スクリュウ2本が現れます。スクリュウを外しパネルを外すとコントロールユニットが4本のスクリュウで止められています。コントロールユニットの裏側には温度コントロール及び吹出し口切り替え用のワイヤーを固定している金具を外しワイヤーを外します。
ダッシュボードを外す前に忘れずにフォグランプと電動ドアミラーのスイッチのソケットを外しましょう。(私は電動ドアミラーのスイッチ壊しました。)
ダッシュボードを外した室内 ![]()
ワイパーを外します。エアインティークグリルはフェンダーの固定クリップを外しグリルを外します。
ウィンドウウォシャータンクを外し、ブロアーの上のプラスチックカバーを外せば、ブロアーモーターが見えます
ブロアーモーターを外します。ブロアーモーター部と換気切替部を接続しているクリップを外す。ブロアーモーター中央の+スクリュウ2本外すとブロアーモーターは左右に分割出来ます。
ブロアーモーターを外した状態
運転席前のブロアーモーターは取り出しづらい。
ワイパーモーターを外すと、エアコンユニットを固定している4本のボルトが見えます。
ボンネットのヒンジの奥にダッシュボードを固定しているナットが左右に各1個あります。(アース線が固定されている)ナットを外し、ダッシュボードを手前に引くとダッシュボードが外れます。
エアコンユニットの外しかた。まず、LLCを抜きヒーター用ホース2本し、エアコン高低圧ホースを外しエアコンユニット固定ボルト4本を外すとエアコンユニットが外れます。
エアコンユニット
車外にエアコンユニットを出して、エキスパンションバルブを交換します。
エキスパンションバルブ エアコンユニットとエキスパンションバルブ エバポレーター
エバポレーターを点検したら下部の方に錆及びオイルが多量に付着していたので、急遽エバポレーターも交換することにしました。エバポレーターを注文したらエキスパンョンバルブも付いてきました。
リキッドタンク及びサーモセンサーも一緒に交換しました。
リキッドタンク
各接続部のOリングを忘れずに用意しましょう。
作業は2日間かかりました。
苦労して作業しましたが、3月後ガスが無くなりました。どこからかガスが漏れている。春になったら又原因を追求したいと思います。
エキスパンションバルブを買ったら、上記の写真の半透明のプラスチックキャップ内にグラスウールが入っている部品が付いてきましたが何に使うかわかりません。誰か教えて下さい。
2000年3月現在
ガスが漏れて空です。どこから漏れているかわかりません。
ペダルを外せば2時間位でエキスパンションバルブは交換出来るそうです。私のようなバカなマネは止めましょう。
ガスはコンプレッサーの軸から漏れているようだ。
コンプレッサー交換及びリキッドタンク国産化後良好。
2001年春冷房が効かない。