キーが抜けない

 この冬も雪が多く、除雪中に車を移動しようと思いエンジンを始動したら、インパネの照明が点灯しないし、ヒーターのファン、ワイパー、ステレオ、ウインカーも動かない。

 取りあえずエンジンを停止するためキーを回そうとしても回らない、スタートの方にはまわるがOFFの方にはまわらない。もちろんキーも抜けない。キーが ONの状態のまま、エンジンもかかったまま。アセル!

 エンジンを停止しようと思い、バッテリーのマイナス端子を外すがエンジンが停止しない。この車はバッテリーがなくとも走るのか?

 エアフローメーターの端子を外すとやっとエンジンが停止した。

 キースイッチを外すため、ステアリング及びステアリングコラムを外す。キースイッチを見ると8ミリ位のボルト1本を外すが、キースイッチは外れない。

 ヘインズのメンテナンスマニュアルを見るとボルトを外した後、キー穴スロットを[A]と[S]の間の矢印と揃う位置にイグニッション・スイッチをセットした後、ピンを押し入れてロック/スイッチ・ユニットを引き抜く。

 キーが回らなければキースイッチは外せない。寒いので諦めてディラーに修理を頼む。

 キーはセット(ドア用左右各1個、エンジンキー、燃料注入口、ダッシュボード

用途不明各1個)と鍵2本で20680円 部品番号ZZV09010 キーセット(マツダ)

工賃が高かったのでエンジンキーのみ交換してもらい残りは自分で交換。

左:取り外したドア用 中:燃料タンク・ダッシュボード用 右:用途不明の新品

燃料タンク、ダッシュボードの鍵は簡単に交換できましたが、ドアの鍵はドアの内ばりを剥がして交換。左右ドアで4時間かかりました。運転席の半ドア警告灯が点灯しないので、点検しようとしたがドアのロック部分を外すことが出来ず(札幌は冬で寒い)あきらめました。

エンジンキースイッチを交換してもらいディラーに車を取りに行き、エンジンを始動しようとキーを廻すとスターターがウンともスンとも言わない、もう一度廻すとすんなりエンジン始動。3・4回に1回スターターが廻らない。またスターターの故障?昨年の暮れスターター不良でディラーで中古のスターターに交換したばかりなのに(泣)。エンジンキーのスイッチの接触不良のようだ、新品なのに、暫くすると調子が良くなリ、スターターが廻らないという事も無くなった。スイッチにアタリがついて接触が良くなったようだ。さすがフランス製。